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京成でいちばん静かな駅!でも歴史は、やたら重厚
「京成線で“誰もいない駅”ってあるの?」と聞かれたら、佐倉市民ならちょっとドヤ顔でこう答えるでしょう。
「あるよ、大佐倉。」
そう、ここは京成電鉄でいちばん乗降客が少ない駅。
1日の平均乗降人員は約370人(2023年度)。
もはやこれは、「駅」より「止まれる場所」くらいの存在感。
でもね――ここ、ただの寂しい駅じゃないんです。
歴史ガチ勢なら黙って通うべき聖地、それが大佐倉駅。
本佐倉城へようこそ(徒歩)
駅のすぐ近くには、あの有名な「本佐倉城跡」があります。
15世紀に築かれ、あの千葉氏が本拠を構えていた由緒正しいお城。
2017年には「続・日本100名城」にも選ばれました。
つまり大佐倉駅は、“城下駅”です(たぶん日本で最も静かな)。
駅を降りたら、あとは田んぼと風とカエルの鳴き声。
「静かすぎて、逆に整う」そんな時間が過ごせます。

駅設備はしっかり、でも人の気配はうっすら
駅舎はこぢんまりながら、自動券売機・自動改札あり。
構内踏切でホームを渡るクラシックスタイル。
駅員さんは22時で帰宅します(インターホンで対応可)。
深夜の無人駅感がすごい。
快速も普通も止まるので、交通の便は意外と悪くない。
ただし周辺には商業施設ゼロ。自販機と自分が頼りです。
地名の読みがややこしい説
「大佐倉」と書いて、駅名は「おおさくら」。
でも地名としては「おおざくら」と読むこともあり、地元民もなんとなく使い分けている模様。
駅名読みクイズに出たら、確実に間違えるやつです。