さくラボってどんなメディア?運営や想いのこと

ユーカリが丘駅 | 未来のまち”って言われてた、あの頃の話

*当ページは、アフィリエイト広告を利用しています

志津駅 | 田んぼと竹やぶの向こうから始まった、“通勤駅”の物語

千葉県佐倉市の西の玄関口――それがユーカリが丘駅。
なんとこの駅、1979年(昭和54年)に開業した比較的新しい駅なんです。

でも、この駅の真価は“駅”そのものじゃない。
駅から伸びるまち全体がひとつのストーリーになっているところ。
なにせここ、「開発されたまち」として全国的にも名を知られた存在。
あの山万(やままん)さんによる「歩いて暮らせるまちづくり」が本気で進められていて、なんと今でも自社で運営する私鉄(ユーカリが丘線)まで走らせてるという執念。

“1両だけど未来感”なモノレール

駅を降りると、まず出迎えてくれるのが1両編成の山万ユーカリが丘線
見た目はかわいい。中は静か。

実は、非冷房車。真夏の暑い時期には、窓を開けて換気をしたり、駅や車内でうちわやおしぼりを提供するサービスも。初めての人はこのサービスに戸惑う人もチラホラ。
でもこの電車、地域の足として今日もせっせと働いています。

まちごとコンセプト

駅周辺には、イオンタウンや映画館、公園、病院、カフェ、保育園、高齢者施設まで完備。
まさに「ここで生まれて、育って、年をとれる」ライフサイクル完結型のまち

都市計画ファンなら、「日本のニュータウンの理想形!」と拍手喝采。
でも地元民からすると、「なんでもあるけど、ちょっとだけ昭和の残り香がする」
そんな、落ち着くけど少しクセのある愛すべき日常空間です。

アクセスと立地

京成本線で快速特急も止まるユーカリが丘駅。
通勤・通学にも便利で、成田も日暮里も一本。
駅ナカはそれほど広くないけど、ペットショップやベーカリーが地味に充実。
コンビニで買い物しながら、モノレールとすれ違う――
ちょっとした日常のSF感が味わえる場所、それがユーカリが丘。