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2025年3月29日(土)、千葉県佐倉市にて「さくら天下祭(てんかまつり)」が初めて開催されます。 この祭りは、江戸時代に日枝神社や神田神社(東京都千代田区)で行われていた壮大な「天下祭り」を、桜咲く佐倉の地で復活させる試みです。
江戸時代、天下祭りは将軍の上覧に供される山車行列が特徴でした。しかし、明治以降、電線の普及などにより山車の運行が困難となり、祭礼文化は失われてしまいました。そんな中、佐倉藩総鎮守・麻賀多神社の氏子である新町の複数町会が、明治12~13年に江戸の天下祭りで使用されていた山車を購入し、現在まで保存してきました。当時の錦絵により、これらの山車が江戸の天下祭りで使用されていたことが実証されています。
今回の「さくら天下祭」では、佐倉の秋祭りで使用される二番町と肴町の山車を合体させ、江戸時代の本来の姿に復元します。これは、町会同士の協力により実現した特別な機会となります。当日は、山車の曳き廻しやお囃子演奏、キッチンカーの出店などが予定されており、桜の花とともに祭りを楽しむことができます。
日時:2025年3月29日(土)13:00~14:30 ※雨天中止
場所:佐倉城大手門跡広場(佐倉中学校正門前)
内容:記念式典(13:00~)山車曳き廻し(13:30~14:30)
アクセス
京成佐倉駅から:徒歩:約20分/バス:京成佐倉駅南口より、ちばグリーンバス「田町車庫」行き「国立歴史民俗博物館」または「国立博物館入口」下車、徒歩約5分
JR佐倉駅から:徒歩:約25分/バス:JR佐倉駅北口より、ちばグリーンバス「田町車庫」行き「宮小路町」下車、徒歩約10分
また、当日は京成佐倉駅南口より佐倉城址公園まで「桜に染まるまち、佐倉2025」の循環バスが運行されます。該当時間帯は、京成佐倉駅10:00~11:30発の3本です。詳細は「桜に染まるまち、佐倉2025」のホームページをご覧ください。
駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
主催・協力
主催:さくら天下祭実行委員会
協力町会:肴町、二番町、横町、弥勒町(順不同)
共催:千葉県佐倉市
後援:千葉県
お問い合わせ先
佐倉市 魅力推進部 佐倉の魅力推進課
電話:043-484-6146
桜の季節に、歴史と文化が息づく佐倉で開催される「さくら天下祭」。この貴重な機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。